DaVinci Resolve ワイプ(小窓)の作り方

2024年7月24日


ワイプはメイン動画の隅に小窓を作ってそこに関連する動画(メイン動画の解説、別アングル、、)を挿入する方法です。picture in picturePiP)とも言い、動画編集でよく使われる手法です。ワイプの作成は簡単なので覚えてしまいましょう。

DaVinci Resolvedeでの2通りのワイプ(小窓)の作成方法

DaVinci Resolvedeではワイプ(小窓)の作成は、インスペクタもしくは変形ツール(Transform)で行います。
どちらの方法も簡単にワイプを作成することができます。

※今回の記事で使用したクリップ(Movファイル)はこちらからフリーダウンロードできます
RC015.Mov,RC051.Mov,RC001.Mov




インスペクタでワイプを作成する

エディットページにて、タイムラインメインになるクリップ(動画)をV1に、ワイプするクリップ(動画)をV2に配置します。


V2
に配置したクリップ(動画)のインスペクタを開きます

インスペクタ変形のパラメータを変更します。
ここではズームX位置Y位置を変更します。

メインV1の左下にV2クリップを配置することができました。

変形ツール(Transform)でワイプを作成する

エディットページにて、タイムラインにメインになる動画をV1に、ワイプする動画をV2に配置します。


V2
のクリップ(動画)を選択して、左上の変形ツールをクリックします。

タイムラインビューア画面が白い枠で囲まれます、この白枠をドラッグして任意の大きさクリップを変形して、左下に移動します。

白枠をドラッグしてサイズを変更

そのままドラッグして左下に移動

再度、変形ツールクリックして完了です。





 

小窓設定したクリップを他のクリップに適用する方法

小窓を設定したクリップを選択して右クリックコピーを選択します。

続いて設定を適用するクリップを選択して右クリック属性をペーストを選択します。

属性をペーストパネルが開くので
ビデオ属性をチェックして適用クリックします。

続くクリップにも設定が適用され、小窓が挿入できました。

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