古いバージョンのMac OSに過去のバージョンのXcodeをインストールする手順

今回はBig Sur 11.7.10がインストールされているMacに古いのバージョンのXcodeをインストールしてみました。
古いバージョンのMac OSを使っていたり、何らかの理由でMacOSのバージョンアップを行わない場合もあると思います。
Apple StoreからXcodeのインストールを行う場合、直近のOSのバージョンが対象となります。古いバージョンのMac OSでは最新のXcodeは動きません。
そのため古いバージョンのMac OSXcodeをインストールするにはAppleのDevelopeページから使っているMac OSのバージョンに合わせたものをダウンロードしてインストールする必要があります。
以下はその手順をまとめたものです。



最初にAppleのDeveloperページからインストール可能なXcodeのバージョンをチェックします。

https://developer.apple.com/jp/support/xcode/

最小要件とサポートされるSDK」の箇所を辿っていくきます。

Xcode 13.2macOS Big Sur 11でインストール出来る最終バージョンのようです。

macOS Big Sur 11.3
Xcode 13.2

 

上記のバージョンのXcodeをダウンロードします。Apple Developerのダウンロードページアクセスします。
https://developer.apple.com/download/all/

XcodeのダウンロードページにアクセスするにはAppleIDが必要になります。

サインイン後、ページが表示されるので下の方を辿っていきます。
画面下まで行くと「View More」とでるのでクリックしてさらに表示します。

Xcode 13.2.1があるのでこれをダウンロードします。

ダウンロードしたXcode_13.2.1.xipファイルをダブルクリックします。
解凍したXcode本体アプリケーションフォルダドラッグ&ドロップします。

アプリケーションからXcodeを起動します。

最初の起動時にはLicense Agreementの同意を求められるので「Agree」をクリックします。

これでインストールは完了です。Welcome to Xcodeのパネルが開きます。
新規でアプリの開発を行う場合はここでCreate a new Xcode projectをクリックして
開発環境の設定します。

 

以上でXcodeのインストール作業は完了となります。

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