DaVinci Resolve 16 使い方 [基本操作10] クロスディゾルブを使ったトランジションの設定
今回はDaVinci Resolveで「トランジション」の設定方法を確認してみます。
トランジションとは画面が切り替える際の継ぎ目に何らかの処理(エフェクト効果)を加えることです。
[この記事の動画]
このトランジションのエフェクト効果にはいくつかの種類がありますが、今回はDaVinci Resolveの標準トランジションの設定(標準トランジションは変更できます)である
「クロスディゾルブ」というトランジションを試してみました。
クロスディゾルブを使うことでクリップの継ぎ目をフェードアウトからフェードインで繋ぐことができます。
まず最初に「エディット」ページにてクリップを配置し、クリップの前後をトリミングします。
トリミングされたクリップは端をクリックするとこのように緑色(トリミングされていない場合は赤色)になります
クリップとクリップの間にカーソルを持っていきます。カーソルが「ロールトリム用」のカーソルに変わるのでこの状態でクリックします。
クリップの端が緑色に変わるのでこれでトランジションを設定することができます。
この状態でメニューの「タイムライン」をクリックします。
メニューの「タイムライン」から「トランジションを追加」を選択します。
トランジションが追加されました。
次のこのトランジションの幅を調整します。
カーソルをトランジションの枠線に合わせます。
するとカーソルの表示が変わるのでこの状態でドラッグしながら幅を調整します。
これでトランジションの幅が調整されました。
再生して確認してみます。
前のクリップがフェードアウトするのと同時に、次のクリップが徐々に表示されます。
上記の例ではメニューの「タイムライン」からトランジションを設定しましたが。
「ロールトリム用」のカーソルの箇所でクリック後に「右クリック」を使っても同様の設定を行うことができます。
右クリックでクロスディゾルブの追加パネルが表示される。
ここで選択します。
「30フレーム クロスディゾルブ追加」を選択してトランジションを追加しました。