DaVinci Resolve 基本操作 Fairlightページでのオーディオ編集

2025年3月3日

今回はDaVinci ResolveFairlightページでのオーディオ編集機能をざっくりと紹介してみます。
Fairlightページではサウンドエフェクト掛けやEQを使ったバランス調整音量調整など音に関する編集はすべてこのページで行うことができます。

 

[この記事の動画]

 

最初に音量の調整を行うミキサーの機能を確認してみます。
ミキサー画面右上のツールバー[ミキサー]タブで表示・非表示できます。

 

ミキサーオーディオトラックごとに連動しています。
オーディオ1のミキサーの音量を下げた場合は、オーディオ1に配置されているすべてのクリップの音量が下がります。

 

クリップごと音量を調整したい場合は、クリップを選択して、インスペクタのパネルから音量を調整します。

 

インスペクタパネル内は上から以下のようになっています。
ボリューム(音量)
パン(音の位置)
ピッチ(音程)
クリップのEQ
追加したエフェクト

 

左上の[クリップのボリューム」ボタンが赤い状態で操作が可能になります。
スライダーで音量を調整。
右の丸い矢印を押すと設定がリセットされます。
その横の菱形ボタンフレームごとに調整したい場合に使います。

 

トラックの波形を拡大した場合はツールバーズームで操作します。
縦方向横方向ズームできます。

 

ズームした波形

 

ここでフェードイン・アウトを設定してみます。
オーディオクリップを選択します。
波形の上側の左右白いマークが現れます。
ここにカーソルを持っていき、波形内側に向けてドラッグします。

 

これでフェードイン・アウトが設定されました。

 

サウンドの余分な周波数EQを使ってカットします。
標準で装備されているEQ4バンドとなっています。
調整したいオーディオクリップを選択して
[クリップのEQ]のボタンをオン(赤色)にして調整を行います。
ここでは低音の部分をカットしてます。

 

最後にオーディオクリップエフェクトを掛けてみましょう。
画面左上の[エフェクトライブラリ]タブからライブラリを開きます。

 

任意のライブラリを選択してオーディオクリップ上ドラッグ&ドロップします。

 

エフェクトの調整エフェクトパネルインスペクタ画面から行います。

 

エフェクトを削除したい場合パネル右上
ゴミ箱ボタンをクリックで行います。